FAと株式は何が違って何が面白いのか

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投資する銘柄にも違いがある

株式投資の場合

株式投資という名の通り、この投資の対象となるのは株式、株券です。
株券についておさらいしておきましょう。
株式は企業が発行するものですが、企業が自社の資金調達をするために発行するものです。
企業が業績を上げれば注目が集まり、その株券の価格は上昇します。
しかし、企業の業績が落ちる、また何らかの問題が生じる等の場合には株券の価格が下落することがあるのです。
株券は民間企業が発行するもの。
そして国内で発行される投資証券であることもあり、日本時間の営業時間内に取引されるものでもあります。
平日の午前9時から午後3時までが取引時間。
この間に取引を行える人にはメリットですが、平日勤務があるサラリーマンなどには取引に参加できないデメリットとなっているのです。

FX投資の場合

FX取引は国が発行する通貨ペアの金利差によって利益を出す取引です。
つまり民間ではなく、国が発行した通貨が対象となる取引であるということ。
民間の株式ならば、企業が倒産してしまえばその株式の取引が行えなくなる場合もありますが、国が発行する通貨は国が無くならない限り存在するものです。
この通貨ペアはFX取引を行う会社によって異なります。
また通貨ペアには、そのペアによって取引量などにも特性があり、どれでも同じということにはなりません。
加えてFX取引は、国外で行われているもの。
つまり、日本の営業時間とは関係なく、24時間いつでも取引できるメリットがあるのです。
ただし頻繁な取引時間のチェックは欠かせません。
時差を考慮し、通貨ペアとなっている国の営業時間のチェックも必須です。